1歳になる娘の散髪。ハサミでのカットが思いのほか難しかったので、サローネ・ヘアカットコームという便利グッズを買ってみました。
自宅での子供の散髪に
サローネ・ヘアカットコーム
サローネ・ヘアカットコームというのは、(株)ノーヴェが販売している散髪器具です。
櫛のような形をしていて、髪をとかす感覚でヘアカットできます。4本の歯にはカミソリが仕込まれていて、この間を通ることで髪が梳け、シャギーのような感じになります。
カミソリと言っても、髪を切る部分以外はカバーで覆われているので、地肌に触れても安全です。
切り方の手順
カット方法はコームをあてがって、とかすだけ。難しいことは何もありません。強いて言えば、バランス感覚かな。
スプレーで髪全体を濡らし、ブラシなどでよくとかします。
刃の方向を確認。写真だとほとんど見えませんが、下方向の小さな矢印が付いています。
髪をとかす要領で、全体のボリュームを落としていきます。
前髪や襟足のカット。毛先をつかんで、カミソリを直角気味に当てるのがコツ。
刃の向きを変える
ヘアカットコームでは、刃の向きを変えることができます。同じ持ち手で反対サイドを切るときに便利です。と言うか、これが無いとかなり窮屈かも。
柄から刃を外します。
180℃回転させて取り付けると、切る方向が逆に。
失敗が少ない
レイヤー、ブロック、グラデーション・・・。美容師が行うハサミでのカットは、簡単に見えてけっこう複雑。素人が真似しようとしても、一筋縄ではいきません。
それに加え、相手は小さな子どもです。3歳くらいまでは、ハサミなんぞお構いなしで動き回りますので、危ないったらありゃしない。
その点、ヘアカットコームだと簡単で安全。
ハサミのようにバッサリ切れることはなく、徐々に梳けていきますので、失敗が少ないです。
類似品との違い
ヘアカットコームの秘密は刃の数と角度にあります。より自然に均一に梳けるよう、4枚の刃が斜めに付いているんです。
これに対し、ダイソーのヘアカッターなど類似品の多くは、コームの根元に一枚の真っ直ぐなカミソリが仕込んであるだけ。
これだと、美容師が使うレザーと同じですので、自然に梳くにはそれなりのテクニックが必要になります。
ヘアカットブラシとの違い
姉妹品にヘアカットブラシというものがありますが、ヘアカットコームとの違いは、ブラシがあるということだけで、刃の部分はまったく同じです。
ブラシはロングヘア、コームはショートヘアに向いています。幼児の場合、ロングということはあまり無いでしょうから、コームで十分かと思います。
ちなみに、実売価格はコームの方がだいぶ安いです。
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