硬いまな板を包丁にやさしくする簡単な方法（前編）

まな板にもいろいろあります。

まな板の素材

プラスチック製のまな板は包丁に良くないんだそうです。

理由は硬いから。まな板が硬いと刃への負担が増え、切れ味の低下や刃こぼれの原因になります。

我が家のプラスチック（ポリプロピレン）製まな板。これまでまったく気にせずに使っていたんですが、ちょっといい包丁（藤次郎プロ）を買ったのを機に、買い替えを検討することにしました。

包丁に良いとされるのは、昔ながらの木のまな板です。表面が適度に凹むので、刃への衝撃が和らげられるんだそうです。イチョウ、柳、朴の木などが有名ですね。

でも、ちゃんとした木のまな板って結構高いです。一枚板の大きめのものだと１万円はします。たまに、大きくて安いものも見かけますが、これは合板です。使っているうちに接着材が出てくる気がして買う気になれません。

木のまな板には雑菌やカビが繁殖しやすく、匂いも取れにくいというデメリットもあります。これを防ぐには頻繁な熱湯消毒と乾燥が必要なんですが、結構手間がかかります。

プラスチックの清潔さと木の刃あたりのやさしさのいいとこ取りを実現したのがゴム（エラストマー）製のまな板です。

パーカーアサヒ（アサヒゴム）とテクノ月星が人気を２分しています。