くっつかないフライパン
選んだのは?
前回、ピックアップした12ブランド40種類ものノンスティック・フライパン。

この中から選んだのは。
パール金属のメガストーン(HB-4598)です。
cm | IH | コーティング | kg | レビュー | 円 | |
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パール金属 メガストーン ダイキャスト HB-4598 | 28 | 可 | メガストーン 超特厚4層 | 0.78 | 適度な重さで安定 | 2,099 |
Amazonで2099円でした。セール中だと、1,435円で売っているときもあるようです。
選んだ理由
メガストーンHB-4598を選んだ理由は3つあります。
重さとバランス
我が家はガスコンロなんですが、メガストーン(HB-4598)はIH対応です。
なんで、わざわざIH対応にしたかというと、裏側にステンレス板が貼られていて、適度に重さが増すのと、重心が底面にあって、安定するからです。
ガス火専用のHB-4604だと、本体が軽すぎて(0.64kg)、取っ手との重量バランスが悪く、手前に傾くというレビューがありました。
ステンレス版に彫られた凹凸が、滑り止めになるというのも重要です。ガス火専用で裏側までコーティングがされているものだと、五徳の上で滑る場合があります。
コーティングの強さ
ノンスティック・フライパンが焦げ付かないのは、表面にフッ素コーティングがしてあるからです。(全てがそうではありませんが。)
このコーティングが剥がれると、『エバークックがエバーじゃなかった』で紹介したように、くっつくフライパンになってしまいます。
コーティングが剥がれる原因の一つは、ターナーなどによる擦り傷なので、メーカーによっては耐摩耗性試験で何回まで耐えられたのかを売りにしているところがあります。
今回購入したメガストーンの場合は100万回クリア。金属ヘラもOKなので、コーティングはそこそこ強いはず。
普通、耐摩耗性試験はJIS S2010に則って行われるので、検査機関が違ったとしても、クリア回数がコーティングの強さを比較する際の参考になります。10万回クリアよりは100万回クリアの方が擦り傷に強いということです。
ただ、耐摩耗性試験の結果は、公表していないメーカーが多いのと、擦り傷だけがコーティング剥がれの原因ではないので、参考程度に考えておいた方がいいです。
値段
安くて、コスパが良さそう。これが一番のポイントかもしれません。
フッ素コーティングのフライパンは消耗品です。程度の差こそあれ、鉄のフライパンのように、一生ものになることはないんです。いくら高いものを買っても、使い方を誤ると、すぐにくっつくようになってしまいますし。
なので、『そこそこの品質の、なるべく安いものを買って、くっつき始めたら、すぐに買い換える。』というのが賢いやり方ではないでしょうか。

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