ハリオのコーヒーミルMSCS-2Bでスパイスを挽く

香りをとるか、舌触りをとるか。

挽きたてのスパイスを求めて

香りが飛んでしまう

大津屋さんで買ったパウダースパイスは、挽きたてらしく、鮮烈な香りがします。

大津屋のパウダースパイス
でも、次第に香りが抜けていくのが、パウダーの宿命

この香りをもっと長く楽しめないものか。

大津屋カレーセットからのステップアップ
手始めに、やさしいインド料理の一番最初に載っていたチキンマサラを作ってみることにしました。チキンマサラは北インドを代表するカレーで、コクがあるのが特徴。マサラとは複合スパイスという意味なんだそう。

ホールスパイスを挽く

そこで、スパイスカレー上級者がやっているように、その都度、ホールスパイスを自分で挽いてみることにしました。

大津屋のホールスパイス
ホールスパイスいろいろ。コリアンダーとフェヌグリークのホールを買うのは初めてです。

コーヒーミルで

家庭でスパイスを挽くには、コーヒーミルが便利。

でも、普段、珈琲豆に使っているナイスカットミル(電動)はさすがに使えないので、こんなものを買ってみました。

ハリオのコーヒーミルMSCS-2B
ハリオのMSCS-2B。実売2,000円弱で買えるセラミック臼の手動ミルです。これをスパイス専用にしようというわけ。

荒さ調整ナット
ナットを回すことで、粗さを調整できます。

説明書には、目盛り4の細挽きまでしか書かれていませんが、ナットを3以下に閉めることで、もっと細く挽けるようです

挽く

早速、ホールスパイスを入れ、目盛り1で挽いてみます。

コリアンダー、フェヌグリーク、クミンシード、チリ原型、ブラックペッパーを投入し、ハンドルを回すと。

スパイスを挽いているところ
『ゴリゴリ、ゴリゴリ・・・』。鮮烈な香りが立ち昇ります。特に、コリアンダーが凄い。

挽いたスパイス
結構な時間がかかりましたが、家族分を作るだけなら、何とかなりそう。

でも、細かさは、大津屋さんのパウダースパイスには到底及びませんし、スパイスによっては、薄いペラペラが残るのが難点。

パウダースパイス
大津屋さんのパウダースパイス。サイズは50~60メッシュ? 吹けば舞うくらいの細かさです。

パウダーが荒いと舌触りが悪くなります。今度は、ふるいを使ってみようと思いますが、歩留まりはかなり悪くなるだろうなぁ。

安いプロペラ式の電動ミルでも、挽き残しが出るというし、本格的な粉砕機が欲しいところです。

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