購入から8年、気づけば一度もメンテナンスをしていませんでした。
ナイスカットミル(シルバー)
動かない
8年間、ほぼ毎日休まず豆を挽いてくれていたナイスカットミルが、突然、動かなくなりました。
後継のナイスカットGになって、値段が倍以上になってしまったし、できることなら、もう何年かは働いてほしいところです。
修理に出す前に
説明書を探し出し、『故障とその対策』を読んでみると。
症状 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
スイッチを入れてもモーターが回らない |
|
|
怪しいのはヒューズ? なんの前触れもなく、いきなり『ブチッ』と停止したので、たぶんそうです。
さらに読むと。
3.ヒューズが切れた場合、キャップ部を左に回しますとキャップが取れガラス管ヒューズを取り出すことができます。予備ヒューズが機械の底板についていますので交換してください。ヒューズは3A以外は絶対に使用しないでください。(自動車用ヒューズは使用出来ません)※次頁の「お手入れの仕方」をご参照ください。
ありがたいことに、底面に予備のヒューズが隠してあるんだそう。
ありました!
はじめてのメンテナンス
原因を取り除かないで、いきなり交換してもすぐに切れる可能性が高いので、まずは簡単な分解掃除をしてみます。やり方は説明書の『お手入れの仕方』に載っています。
調節ダイヤルの両脇にあるセットネジを外し。
回転カッターも外すと。
豆が詰まっています。挽き切れないものが溜まっていたんですね。
ブラシで掻き出してみると、1~2杯分くらいの珈琲は出せそうな量の豆が。どおりでモーターに負荷がかかるわけです。
私の場合、9年目で初めてのメンテナンスでしたが、説明書によると、2~3か月に一度は粉を掻き出すよう書いてあります。
ヒューズを交換すると
裏側にあるヒューズボックスから、切れたヒューズを取り出し。
予備に交換すると。
少し煙が出て、焦りましたが、無事、動くようになりました。ついでに、ホッパーも洗って綺麗に。
※1回の交換で駄目だった場合、何本か試すと動く場合があるようです。
このナイスカットミル。機構が単純で故障が少ないので、長い人だと20年は使えているそう。
8年だとまだまだ現役。これからは粉掃除をサボらないで、丁寧に使おうと思います。
コメント