コンパクトで使いやすいスプレー缶のガス抜き器

おすすめの穴あけ器

使用済みのスプレー缶

いつの間にか、こんなに溜まっていました。

溜まったスプレー缶
使用済みのスプレー缶です。

溜めてしまった理由は、自治体のゴミ分別マニュアルをちゃんと読んでいなので、どうやって捨てたらいいのかよくわからないことと、穴あけが面倒くさいこと

穴開けはニッパーなどの工具でもなんとかなりますが、その度に、わざわざ工具箱を出してくるのも面倒。

そこで、こんなものを買ってみました。

ガスヌキマウス
ガスヌキマウス。刃物のまち、岐阜県関市の長谷川刃物が作るガス抜き器です。

長谷川刃物は、高品質なハサミのほか、ダンボールカッター『ダンちゃん』などのゴミ分別用の製品に力をいれています。

ガスヌキマウス

手に取ってみると。

フタをしたガスヌキマウス
思っていたより小さいです。

枝切りばさみみたいな、缶を挟み込むタイプのガス抜き器に比べると、かなりコンパクト。

キャップを逆に取り付ける
キャップを逆さに取り付けると刃物が出てきます。なんか、缶切りみたいですね。

穴を開けてみる

使い方は至って簡単。

穴を開けているところ
スプレー缶の底の縁に下アゴ(?)を引っ掛けて、刃を前方に押しこむだけ。テコの原理で、女性でも楽々。

穴が開いた缶
きれいに穴が開きました。

注意点

ガスが残っていると、中身が噴き出ることがあるので、必ずスプレーを使い切ってから、屋外で穴を開けましょう

もちろん、カセットボンベに限らず、火気厳禁です。

ガスヌキマウスには、噴き出たガスの飛散を防ぐエリマキがついていますが、噴出の勢いが強いと防ぎきれないことがあります。説明書にある通り、刃と缶の間にティッシュを噛ませたり、ガスヌキマウスごとビニール袋の中に入れた状態で作業をすると安心です(経験談)。

穴を開けてはいけない?

スプレー缶の処分方法は自治体によってまちまち。

中身によって『資源ごみ』になったり、『燃やせないごみ』になったり、袋に入れたり、入れなかったりなど、とにかく細かいんです。

また、以前は、スプレー缶に穴を開けるというのが常識でしたが、近年、設備の整った都市部を中心に、家庭での事故リスクを減らすため、『缶に穴を開けないでください。』という自治体が増えてきました。

ガス抜き器を買う前に、自治体のゴミ出しマニュアルをよく読むことをお勧めします。

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