オンラインのフォトストレージはお得なのか(前編)

日々増えていく写真と動画の整理方法。未だに、これといった決定版はないようです。

写真と動画の整理方法

増え続けるデータ

カメラが趣味という訳ではないんですが、夫婦ともデジカメを所有し、日常的に撮影しているので、写真と動画のデータは増える一方です。

カメラ

特に、子供が生まれてからは爆発的に増えて、現在のファイル数は写真、動画合わせて約37000、データ量は750GBにもなります。

いつ逝ってしまうかわからないパソコンのHDDだけに入れておくのは論外として、これだけの数のファイルのバックアップをどうやって取ればいいのか

オンラインストレージの現状

もっとも確実なのはオンラインストレージでしょう。万が一、被災などで住まいごとダメになったとしてもクラウド上のデータが無くなることはありませんし。

中でもGoogleフォトAmazonフォトはフォトに特化したストレージサービスで、人気を二分しています。

ルールが複雑で、一概には比較できないんですが、表にすると次のようになります。

費用 写真の画質 写真の保存 動画の画質 動画の保存
Googleフォト 無料 解像度16メガピクセルまで(圧縮あり) 無制限 1080p(FHD)まで(圧縮あり) 無制限
Amazonフォト 500円/月 4900円/年 ※1 無圧縮 無制限 無圧縮 ※2 5GBまで ※2

どちらとも通常のクラウドサービスと一体になっています(GoogleフォトはGoogleドライブ(Google One)、AmazonフォトはAmazon Drive)。

※1 Amazonプライムの料金です。Amazonプライムに登録するとAmazonフォトが追加料金無しで使えます。
※2 Amazonアカウントに無料で付いてくるAmazonドライブの容量です。

写真について

Googleフォト(高画質)の場合、16MPを超えるものは、16MPにリサイズ、圧縮されて保存されます(16MP未満であっても、圧縮はされるようです)。アップロードの際、元のサイズを選ぶと、オリジナルのまま保存できますが、容量に制限(Googleドライブ全体で15GB)があります。この制限を超えて、元のサイズで保存したい場合は、有料プランにしなくてはいけません。

Amazonフォトだと、Amazonプライムの月500円(または年4900円)がかかりますが、オリジナルのまま無制限で保存できます

どちらともRAWデータの保存に対応していますが、Googleフォト(高画質)だと、勝手にJpegに現像され、16MPにリサイズされるようです。元のサイズを選ぶと、RAWのまま保存できますが、容量に制限があります。

Amazonフォトだと、RAWであっても無制限です。

動画について

Googleフォト(高画質)だと、4Kなど、1080p(フルハイビジョン)を超える画質であっても、1080pにリサイズ、圧縮されて保存されます。元のサイズを選ぶと、オリジナルのまま保存できますが、容量に制限があり、これを超えて保存したい場合は有料プランにしなくてはいけません。

Amazonフォトだとリサイズ、圧縮はありませんが、容量が5GB(アカウントに無料で付いてくるAmazonドライブ)しかありません。これを超えて保存したい場合は、Amazonドライブのより高いプランにしなくてはいけません。つまり、動画はその他の雑ファイル(PDFなど)と同じ扱いなんですね。

言い換えると、Amazonフォトのストレージは文字通り、写真(フォト)用のサービスであって、動画とは無関係ということです。フォトの画面で管理はできるようですが。

我が家の場合

我が家の場合、写真はほとんどが16MPよりも大きく、RAWのまま保存してるものもかなりあります。動画は1080p(フルハイビジョン)がほとんどで、今のところ、4Kはありません。写真、動画あわせて、750GBくらいのサイズになります。

画質を落としてもいいなら無料のGoogleフォト一択になるんでしょうけど、子供の写真はできるだけ綺麗な状態で残しておきたいというのが親心

オリジナルのまま保存できる有料プラン(Google One、Amazon ドライブ)にした場合のコストを見てみます。

1TB・月契約 1TB・年契約 2TB・月契約 2TB・年契約
Google One なし なし 1,300円 13,000円
Amazonドライブ なし 13,800円 なし 27,600円

Google Oneだと200GBの次が2TBで、1TBがありません。

Amazonドライブ(1TB)の説明欄には『約500,000枚の写真(2MB)または140時間の1080p HDビデオ』とあり、その隣にAmazonプライムでは無制限のフル解像度のフォトストレージを利用できる旨が書いてあります。

無制限のAmazonフォトを使うには、Amazonドライブとは別にAmazonプライム(500円/月または4900円/年)と契約する必要があるんでしょうね。この場合、Amazonドライブは動画だけに充てることができます。

写真と動画のバックアップを全てクラウドストレージに任せるとすると、我が家の現状では、写真はAmazonプライムフォト(4900円/年)にして、動画はGoogle Oneの2TB(13,800円/年)にするのがもっとも安くなります。合わせて18,700円/年。うーん、高い。Amazonプライムフォトの4900円までなら、出せなくもないですが。

後編では外付けHDDとの比較をしてみます。

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