ホッカイロで脱酸素しながらLG21を培養してみた(後編)

ホッカイロで脱酸素しながら、LG21を培養してみます。はたして、上手くできるのか? 中編の続きです。

LG21の培養方法

用意するもの

  • LG21(ドリンクタイプ)
  • 牛乳(1L)
  • 蓋付き鍋
  • アルコールスプレー
  • 貼るホッカイロ
  • ラップ
  • 滅菌したスプーン

用意するもの
培養容器は2リットルくらいの蓋付き鍋です。IH対応で、結構がっしりしています。鍋の蓋はなるべくピッタリしているほうがいいので、圧力鍋がベストかもしれません。

殺菌用のアルコールには、フマキラーのキッチン用アルコール除菌スプレーを使いました。テーブルや冷蔵庫の中などにスプレーするためのもので、食品には使えません。100%と70%のエタノールがあればよかったんですが。

手順

器具を家にあったもので間に合わせましたので、手順がちょっと雑になってしまいました。温度計も使用していませんし、培養時間も適当です。

鍋
1、鍋に少し水を入れて、蓋をして加熱。蒸気で殺菌します。
鍋に牛乳を注ぐ
2、水がなくなったら、牛乳を注ぎ、蓋をして、加熱します。吹きこぼれに注意。
沸騰した牛乳
3、少し沸騰した状態。アルコールと炎で滅菌したスプーンで、泡と膜を掬い取ります。
蓋の裏にホッカイロ
4、鍋蓋の裏にホッカイロを貼り、アルコールスプレーを吹きかけます。蓋をして、2時間くらい冷まします。
LG21を注ぐ
5、鍋に触ってみて、ちょっと熱めのお風呂くらいの温度になったら、蓋を開け、LG21を10mlくらい注ぎます。
鍋をシーリング
6、蓋をして、空気が入らないよう、ラップなどで、しっかり巻いておきます。保温して、9時間くらい静置。

酸素濃度を測定しているわけではないので、嫌気条件になっているのかは不明です。

手順の5で、どうしても空気が入り込んでしまうんですよね。ソーダマシン用の炭酸ガスでも入れてやろうかと思いましたが、工程を増やすと、作るのが面倒くさくなるので、止めておきました。

とりあえず完成

翌朝、恐る恐る、蓋を開けてみると。

LG21完成
上手い具合に固まっていました。普通のプレーンヨーグルトに比べて、酸味が少なく、まろやかで美味しかったです

LG21がちゃんと増えているのかは、家にある設備だけでは、調べようがありません。そもそも特定するための情報が無い。

ただ、これを食べると胃薬を飲んだときのように、胃がすっきりする感じはありましたんで、増えていると信じることにします

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