カビよさらば!清潔すぎるブレスエアーの洗える布団(後編)

家庭の洗濯機で手軽に洗えて、すぐに乾く布団とはいったい何なのか。前編の続きです。

ブレスエアーの洗えるふとん

布団派の救世主

今から数年前、独身時代の話。10年近く使っている敷布団がカビだらけになってしまい、買い換えなくてはならなくなりました。原因はフローリングでの万年床。羊毛のそこそこ良い物だったんですけど、怠惰には勝てません(笑)。

この際、ベッドに戻そうかとも思ったんですが、大型の家具が増えると、引っ越しのとき困るし、身軽さに欠けるんで断念。

そんなとき、ネットで見つけたのが、ブレスエアーの洗えるふとん

東洋紡のハイテク素材を使用した化繊の敷布団で、洗えるというだけでなく、寝心地も良いみたいです。

ちょっと値が張るんですが、思い切って購入してみました。

分解できる

敷布団って結構かさ張りますよね。そのままでは家庭用の洗濯機に入るとはとても思えません。

じゃあ、どうやって洗うのか?

実はこの布団、3つに分解できるんです

ブレスエアーの洗えるふとん
見た目は普通の敷布団ですが・・・。
洗える布団のファスナー
側面にファスナーが付いていて、布団の周りをぐるっと囲んでいます。
洗える布団の中身
全開すると、上下2枚の側地と中心材の3つに分割されます。

中に入っている即席めんみたいなマットが中心材。東洋紡のブレスエアーで出来ています。

ブレスエアーとは

ブレスエアーというのは東洋紡のハイテク・クッション材です。クッション性能の他、通気性、耐久性にも優れ、新幹線のシートにも使われているほどです。

ブレスエアー
3つ折りにした状態。この状態で壁に立て掛けておくことができます。
ブレスエアーのクッション性
適度な張りが心地良いです。空洞が多いので、通気性抜群。

このマット。透水性も良いので、水洗いができます。シャワーで洗って、壁に立て掛けておくだけ。ほんの1時間ほどで乾きます。綿やウレタンでは考えられませんね。

側地は洗濯機で

ブレスエアーのマットを上下から挟み込むのが側地です。側地の中綿は東洋紡のコンフォロフトと帝人のマイティトップ2ECOでできています。

コンフォロフトは洗濯耐久性、マイティトップ2ECOは抗菌防臭・防ダニ性を向上させます。

洗える布団の側地
ブレスエアーから外した側地。かなりコンパクトになります。
洗える布団のタグ
洗えるふとんのタグ。特許を取っているみたいですね。

洗えるふとんの使用感

この敷布団を使って、もうすぐ6年目になります。マットのヘタりもほとんど無く、まだまだ使えそうです。

寝心地について

寝心地はいいです。10万円以上もする高級布団とは縁がないので、比べられませんが、1万円前後の安い布団と比べると、違いは歴然としています。腰痛持ちにもいいかもしれません。

側地の洗濯について

普通は洗濯機で洗いますが、夏の汗で汚れが酷かったときは、浴槽で踏み洗いしたこともあります。

乾燥時間が速いので、昼くらいに洗っても、夜には組み立てられます。ただ、梅雨時で、且つ時間が無いときは、乾燥機を使用しています。ダニ退治にもなるんで一石二鳥です。

※メーカー(ウインドバード)のホームページには、タンブラー乾燥は不可とあります。使用する方は自己責任で。

カビについて

年に2、3回は洗っているので、今のところ、大丈夫です。ただ、フローリングに直敷きだと、どうしても結露で湿ってしまうので、除湿マットと併用しています。

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