硬いまな板を包丁にやさしくする簡単な方法(後編)

プラスチック製の安いまな板をなんちゃってリノベーション。前編の続きです。

刃あたりがやさしい

まな板シート

『硬いまな板を包丁にやさしくする簡単な方法(前編)』で紹介したプラスチック(ポリプロピレン)製のまな板。

プラスチック製まな板

サイズは48×28cmで家庭用にしては結構大きめ。

※なんでこんな大きなものを使っているのかについては『狭いキッチンにこそ大きなまな板を』をご覧ください。

同じくらいのサイズの木(一枚板)やエラストマーに買い替えるとなると1万円くらいかかるし、今年の4月に買ったばかりなので、処分するのももったいない。

そこで、なんとかこのまな板を再利用できないものか調べていたところ、おもしろいグッズを見つけました。

貝印 抗菌やわらかまな板 (大) ホワイト AP-5018

貝印 抗菌やわらかまな板 (大) ホワイト AP-5018。いわゆるまな板シートなんですが、『包丁の刃あたりがやさしい』とあります。貝印といえば関孫六で有名な刃物メーカーだし、たぶん間違いないでしょう。

素材はパーカーアサヒやテクノ月星のゴムまな板と同じエラストマー樹脂。食洗機は不可ですが、熱湯消毒は可です。

このままステン台の上に直接敷いても使えるんですが、薄いので包丁の衝撃を吸収しきれないように感じます。

そこで、どうしたかというと。

まな板の上にまな板シート
まな板の上に敷いて使います。硬いとはいえ、まな板なので、ステン台のような跳ね返りは感じません。
藤次郎でトマトの試し切り
木ほどではありませんが、刃あたりはやさしいです。包丁は以前紹介した藤次郎プロ
曲がったまな板シート
大きいので、複数の材料を一気にカットできます。こんな感じに曲げられるのも便利。

Amazonで1枚583円で売っていたので、3枚買っておきました。肉、魚、野菜、果物などで使い分けもそんなにコストはかかりません。

まな板シートというと、あまり料理をしない人がまな板代わりに使っているイメージがあって、本格的な包丁には似つかわしくないと思っていたんですが、こんな使い方もあるんですね。

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