香りをとるか、舌触りをとるか。
挽きたてのスパイスを求めて
香りが飛んでしまう
大津屋さんで買ったパウダースパイスは、挽きたてらしく、鮮烈な香りがします。
でも、次第に香りが抜けていくのが、パウダーの宿命。
この香りをもっと長く楽しめないものか。
ホールスパイスを挽く
そこで、スパイスカレー上級者がやっているように、その都度、ホールスパイスを自分で挽いてみることにしました。
ホールスパイスいろいろ。コリアンダーとフェヌグリークのホールを買うのは初めてです。
コーヒーミルで
家庭でスパイスを挽くには、コーヒーミルが便利。
でも、普段、珈琲豆に使っているナイスカットミル(電動)はさすがに使えないので、こんなものを買ってみました。
ハリオのMSCS-2B。実売2,000円弱で買えるセラミック臼の手動ミルです。これをスパイス専用にしようというわけ。
ナットを回すことで、粗さを調整できます。
説明書には、目盛り4の細挽きまでしか書かれていませんが、ナットを3以下に閉めることで、もっと細く挽けるようです。
挽く
早速、ホールスパイスを入れ、目盛り1で挽いてみます。
コリアンダー、フェヌグリーク、クミンシード、チリ原型、ブラックペッパーを投入し、ハンドルを回すと。
『ゴリゴリ、ゴリゴリ・・・』。鮮烈な香りが立ち昇ります。特に、コリアンダーが凄い。
結構な時間がかかりましたが、家族分を作るだけなら、何とかなりそう。
でも、細かさは、大津屋さんのパウダースパイスには到底及びませんし、スパイスによっては、薄いペラペラが残るのが難点。
大津屋さんのパウダースパイス。サイズは50~60メッシュ? 吹けば舞うくらいの細かさです。
パウダーが荒いと舌触りが悪くなります。今度は、ふるいを使ってみようと思いますが、歩留まりはかなり悪くなるだろうなぁ。
安いプロペラ式の電動ミルでも、挽き残しが出るというし、本格的な粉砕機が欲しいところです。
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