裾上げも簡単。DIY好きな人におすすめなIKEAのカーテンです。
IKEAの既製カーテンを自分でカットする
遮光じゃないカーテン
日中に寝るわけではないので、朝、適度に日の光が入ってくるカーテンが欲しいんですが、ニトリだとなぜか遮光ばかり。
あと、既製品だとちょうどよいサイズがないので、オーダーにせざるを得ないんですが、これが結構いい値段なんですよね。納期も数週間かかるみたいだし。
そんなとき見つけたのが、IKEAのカーテンです。特徴は次の通り。
オンラインで購入
地方在住で、近くにイケアがないため、オンラインストアを利用することにしました。
今回購入したのは、カーテン3種類と、専用のフック、丈を詰めるための裾上げテープです。
HANNALILL(ハナリル)のグレー。サイズは幅145cm×丈250cm(2枚1組)。綿100%で生地は薄めです。私の狭い趣味部屋(兼・寝室)に使います。人気のベージュは在庫がありませんでした。価格は 2,499円。
ASKKLOCKA(アスククロッカ)のホワイト(左)とORDENSFLY(オールデンスフリ)のベージュ/ホワイト(右)。リビングの掃き出し窓に使います。ASKKLOCKAはポリエステル100%のレース※で、ORDENSFLYは千鳥格子の綿100%。サイズは同じく幅145cm×丈250cm(2枚1組)です。価格ASKKLOCKAが1,999円で、ORDENSFLYが2,999円。
※イケアではレースカーテンではなくシアーカーテンと呼びます。
SY(スィー)というアイロン圧着式裾上げテープ(上)とRIKTIG(リクティーグ)というカーテンフック(下)です。SY(10m)を2つ、RIKTIG(20個入)を4つ買いました。価格はSYが1つ249円で、RIKTIGが1つ399円。
ネット上に『イケアのカーテンはカーテンロッド(ポール)にしか、かけられない。』といった情報が散見されましたが、現在販売されているものにはギャザリングテープ(後述)が縫い付けてあるので、RIKTIGなどのフックを使えば、普通のカーテンレールでも問題なくかけられます。賃貸でも心配無用です。
送料について
今回くらいの量であれば小物配送になり、送料はメインエリアが990円、その他のエリアが1,290円、沖縄/離島が3,000円になります。メインエリアとは店舗から近い地域のことです。イケアのホームページで調べることができます。
※2020年11月10日から10,000円以上購入の場合はメインエリアが500円、その他のエリアが700円、沖縄/離島が1,500円になりました。残念ながら、送料無料にすることはできません。
クーポンについて
IKEA Family(年会費無料)に入ると、翌日にウェルカムクーポン(2000円以上の買い物で500円OFF)がもらえますが、これは店舗でしか使えません(経験談)。
お直しサービスについて
イケアではソーイングサービスといいます。店舗だけのサービス(有料)のため、オンラインストアでは使うことができません。
フックを取り付ける
始めに、RIKTIG(リクティーグ)をカーテンに取り付けていきます。
マニュアル通りだと、幅100cmにフックが10個になります。今回必要なのは幅96cmにフックが9個なので、均等に間を飛ばして取付けなければいけません。
カーテンの上部に縫い付けてあるギャザリングテープにRIKTIGを差し込みます。中央に見えるベルトループみたいな部分はカーテンロッドを通すためのもので、今回は使いません。
生地を寄せてヒダを作り、ギャザリングテープの穴にRIKTIGの2本の棒を下側から差し込みます。
最後まで差し込むことで、棒が生地に引っかかり、外れにくくなります。
全て取り付け終わりました。両端のバランスが少し悪いですが、DIYなので気にしません。
長さを決める
カーテンレールに取り付けて、長さを決めます。カーテン丈には『腰高窓は窓枠の下から15~20cm。掃き出し窓は床から-1cm。』といったセオリーがありますが、実際に取り付けて決めたほうが確実です。
裾上げしないとこんな状態。
裾上げ部分を待ち針で留めておきました。
カットする
カーテンの裏面を上にし、広げて置きます。大きいテーブルにシーツを敷いて、アイロン台代わりにしてあります。
初めに、先ほど待ち針で留めた部分を折り上げ、アイロンで折り目を付けます。
SY(スィー・アイロン圧着式裾上げテープ)です。1巻き10m。
SYを折り目の内側に挟み込みます。HANNALILL(ハナリル)は生地が薄いので1本で十分ですが、厚めの生地の場合は、2本を平行に挟んだ方がいいそうです。
今回買ったカーテンの中では、ORDENSFLY(オールデンスフリ)のみ、2本にしておきました。
湿らせた布を当てて、布が乾くまでアイロンをかけます。こうすることで、カーテンの折り目が接着されます。
接着したカーテンの裾。SYが生地に染みて、模様が見えます。
余分な生地をハサミでカットし、完成です。裁ちばさみがあると便利。
使用感
96cm幅の腰高窓にHANNALILL(ハナリル)をかけたところ。両開きではなく、片開きです。1組2枚同じものを作って、1枚はレース、もう一枚をドレーブとして使います。
長さもちょうどよくなりました。
薄手の非遮光生地なので、2枚重ねても、朝の光が適度に入ってきます。夜も外から見えることはありません。
リビングの掃き出し窓(幅255cm)にかけた、ORDENSFLY(オールデンスフリ)。両開きです。内側に、レースカーテンとしてASKKLOCKA(アスククロッカ)をかけてあります。ORDENSFLYは千鳥格子模様なので、ちょっと派手かなと心配していたんですが、ほとんど違和感がありませんでした。遠目だと模様がよく見えないし。
長さはこんな感じにしました。ASKKLOCKA(レースカーテン)の方を5cmくらい短くしました。
朝の光も普通に入ってきます。
ASKKLOCKAだけだと、外の様子が分かります。
HANNALILLとORDENSFLYは綿100%。ナチュラル感もあって、いい感じです。
オーダーカーテンに比べると、ピッタリ感では劣りますが、サイズの合わない既成カーテンを無理やりかけるよりかは、全然ましです。ただ、カットした部分のほつれや、接着剤の透けなど、細かい部分を気にする人には向かないかもしれません。
反面、DIY的な満足感があるので、そういったものが好きな人にはオススメです。何より、安くあがりますしね。
コメント