格安SIMで作る遠隔フォトフレーム(後編)

Lenovo YOGA Tablet 2 とDMM mobileで作る遠隔フォトフレーム。前編の続きです。

同期させればサクサク動く

Androidのアップデート

必要なアプリをインストールする前に、4.04だったLenovo YOGA Tablet 2 のAndroidを最新版までアップデート。

でも、なんか変。自分のnexus7と使い勝手が違うんです。

Androidのバージョン情報
タブレット情報からバージョンを見てみると、5.01止まり。機種によって最新バージョンが異なるということを初めて知りました(笑)。

フォトフレームのアプリ

Androidだと、クラウド・フォトフレームというアプリが定番のようです。名前の通り、クラウド上にある写真を表示できるのが特徴です。

クラウド・フォトフレーム.Netとクラウド・フォトフレームEXという2種類がありますが、後者(EX)の方が高機能。

もともと有料(?)だったEXを現在は無料で公開しているみたいです。

クラウドフォトフレームの画面

早速、実家用に作ったアカウントのGoogle Drive上に写真を保存し、このアプリで表示させてみたんですが、どうしても、もたついてしまいます。キャッシュサイズを大きくしても駄目みたい。

自宅に引いている光回線のWi-Fiでこれなんで、DMM moblie(ライト)経由だと絶望的です。

Googleドライブと同期する手段

GoogleフォトがGoogleドライブと統合されたということなので、試しにAndroid側のGoogleフォトの設定を端末と同期するようにし、ローカル上にあるデータをクラウド・フォトフレームで読み込んでみようとしたんですが、他のアプリから使用できる状態ではなかったんで断念。

いいアイディアかと思ったんですがね。

せっかくタブレットを買ったのにどうしたものかと、いろいろ調べていると、GoogleドライブとAndroid端末間の同期ができるDriveSyncというアプリを発見。こちらも同期アプリとしては定番のようです。

Drive Sycnの画面
フリー版のままだと、広告が表示されるし、同期できるフォルダも一つに限られますが、サブフォルダにも対応しているので、工夫しだいで十分に使えます。回線が遅くとも同期であれば確実です。

DriveSync経由でGoogleドライブからローカルに同期された写真をクラウド・フォトフレームで読み込むと、当たり前ですが、サクサク動くようになりました

タブレットで作った遠隔フォトフレーム
クラウド・フォトフレームのクラウドの意味が無くなってしまいましたが、他に適当なアプリが見つからなかったので、このまま使い続けることにします。後述するように、クラウド以外にもいろいろ機能があるので便利なんです。

BGMも同期させる

クラウド・フォトフレームEXには、普通のデジタルフォトフレーム同様、BGMを再生する機能があります。やり方は、BGM用のフォルダを作り、mp3などの楽曲データを入れ、これをBGM設定画面で指定するだけ。

ツタヤオンラインの無料お試しレンタル
ツタヤの無料お試しレンタルでオルゴール曲集をCD5枚分ほど手に入れ、写真同様、DriveSyncで同期するようにしました。

完成

いろいろ苦労しましたが、以上で遠隔フォトフレームの完成です。安価に維持できるうえ、ネット環境もできるので一石二鳥。

Lenovo YOGA Tablet2-830L
実家の母も、孫の写真を高画質で見れるのに加え、ネットもできるので、満足してくれているようです

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